【画像60枚超!徹底レビュー】ROBOT魂 百式ver.A.N.I.M.E.

百式アイキャッチ ROBOT魂
※当サイトは、アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。

ROBOT魂<SIDE MS> MSN-00100 百式 ver.A.N.I.M.E.のレビューです。

製品情報

  • 登場作品:機動戦士Zガンダム
  • メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
  • 発売日:2025年8月
  • 商品スペック:ABS、PVC製 全高・約130mm

パッケージ

百式パッケージ表面
百式パッケージ裏面
百式パッケージ側面

スタイル

百式全身
百式本体。
クワトロ・バジーナの愛機『百式』が、
ついにver.A.N.I.M.E.に参戦。
造形は設定画のプロポーションを忠実に再現。
最大の特徴である本体の金色は全塗装で、
各部の色分けも完璧。
百式正面アップ
正面アップ
百式正面・側面
正面・側面
百式腕部・脚部
腕部・脚部
百式フル装備(正面)
ビーム・ライフル装備
百式(バズーカ装備)正面
(写真左)クレイ・バズーカ装備
(ビーム・ライフルを背部にマウント)
/(写真右)クレイ・バズーカとビーム・ライフルを
同時携行させることも可能。
百式あおり
あおり
百式のバックパック上部のデザイン
胸部上面
胸部からバックパックに繋がる
赤色のケーブルの形状は、
設定と異なるアレンジが入っています。
百式のサーベルマウントギミック
(写真左)サイドスカートには、モールドが造形されています。
/(写真右)サーベルのグリップは、設定どおりにマウント可能。
サーベルと腰側の基部は凸凹で噛み合うため、しっかり固定できます。
サーベルをマウントする金色のパーツが非常に硬く、
外に引き起こすのに苦労しました。
バックパックやウイング・バインダーが干渉しないように避けてから、
金色のパーツをゆっくり引き起こすと良いです。
百式とエゥーゴのMSの比較
エゥーゴ所属のMS(モビルスーツ)隊
同シリーズの「リック・ディアス(クワトロ機)」、
「ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」と比較。
百式の武装・オプションパーツ
各種オプションパーツ

各種ギミック

ウイングバインダーの着脱ギミック
ウイング・バインダーは、
ボールジョイント接続で着脱可能。
百式スタンドのジョイントパーツギミック
魂STAGEなどのスタンドを使用する場合、
「ディスプレイ用ジョイント」パーツを股下に接続します。
このパーツがとにかく硬い!
一度装着するとがっちり固定されるため、
外すのにかなり苦労します。
外すときは、ジョイントパーツの基部を
手前に引っぱるしか手段がないため、
根気強く、ゆっくり外します。

武装のマウントギミック

ウイングバインダーの展開ギミック1
(写真左)通常時
/(写真右)ウイング・バインダーの基部展開時
ビーム・ライフルやクレイ・バズーカをマウントする場合、
ウイング・バインダーの基部を外側に展開します。
ビームライフルのマウントギミック
(写真左)ビーム・ライフルをバックパックにマウント
/(写真右)ビーム・ライフルは、
「ビーム・ライフル用ジョイント」パーツを
使用してマウント。
ウイング・バインダーを一旦取り外してから、
ビーム・ライフルを装着するとスムーズに行えます。
クレイバズーカのマウントギミック
ビーム・ライフルとクレイ・バズーカを
同時にマウントすることも可能。

頭部のゴーグル換装ギミック

ゴーグルの交換ギミック1
(写真左)頭部からゴーグルパーツを外した状態
/(写真右)「交換用ゴーグルA」を装着
劇中で印象的な百式のゴーグルの表現は、
額ごとゴーグルパーツを交換することで再現可能。
ゴーグルの交換ギミック2
(写真左)「交換用ゴーグルC」
/(写真右)「交換用ゴーグルB」

ハイザックのシールド装着ギミック

百式の腕部ギミック1
新訳劇場版「機動戦士ZガンダムⅢ〜星の鼓動は愛〜」で登場した
ハイザックのシールドを携行した百式を再現可能。

(写真左)取説では腕部の赤いパーツを取り外すときは、
赤いパーツの下側を押さえると指示があります。
ピンセットなど先の細いもので押さえると、スムーズに行えます。
破損、紛失に注意が必要です。
/(写真右)赤いパーツを取り外すとジョイント部が露出します。
百式の腕部のギミック2
ハイザックのシールド装備
ジョイント接続でしっかり固定されます。

ガンダムMk-IIのシールドは、
ジョイント部の大きさが異なるため、
装着はできませんでした。

バリュート・パック換装ギミック

百式のバリュートパック交換ギミック
百式+バリュート・パック装備
百式の脚部の蓋を外すことで、
同シリーズ「ジムⅡ(エゥーゴ仕様)~バリュート・パック装備~」に付属する
バリュート・パックの脚部増設バーニアのみ装備可能。
完全な互換性はないため、
百式などのモビルスーツに対応した
バリュート・パックの発売が待たれるところ。



可動

百式の腰部の可動範囲
(写真左)腹部のユニットを引き出すことで、
可動範囲が大幅に広がります。
首の可動と組み合わせると、
真上を向かせることが可能。
/(写真右)前屈の可動
45度くらい傾けることができます。
百式の背面
(写真左)背面
/(写真右)腕部と脚部の可動範囲は広く、
自由にポージングさせることができます。
百式の肩部の可動範囲
肩の引出し式関節
「ガンダムMk-Ⅱ」などのように
胸部が中央に可動できるギミックはないため、
前方への引き出しは45度程度。
百式のウイングバインダーの可動ギミック
Zガンダムver.A.N.I.M.E.シリーズではおなじみの
前腕の”ガワラ曲げ”
百式は約45度ほど可動します。
ウイング・バインダーの可動軸は、
適度な”渋み”があるため、
ポーズを保持しやすかったです。
百式の肘の可動範囲
”ガワラ曲げ”の恩恵で、
前腕を様々な方向へ可動できます。
百式の股部の可動範囲
股関節
接続軸がスライドして引き出す事が可能。
百式の脚部のシリンダーギミック
(写真左)膝を曲げると、
内部のシリンダーが連動して伸縮します。
/(写真右)脛のアンクルガードを動かすと、
つま先を可動できます。
百式の膝立ちの可動範囲
膝立ちポーズも難なく再現可能。
ビームライフルを両手で構える百式
肩の引出し式関節により、
ビーム・ライフルを両手で構えるポーズも再現可能。

エフェクトパーツ

百式のビームライフルエフェクト
ビーム・ライフルエフェクト
百式のビームサーベルエフェクト
ビーム・サーベルエフェクトは2本付属
百式のビームサーベルエフェクト(湾曲)
ビーム・サーベルエフェクト(湾曲)
百式のスラスターエフェクト
バーニアエフェクト

ポーズ集

クレイバズーカを構える百式
バーニアエフェクトは、
「ROBOT魂リック・ディアス ver. A.N.I.M.E.」より流用。
クレイバズーカを構える百式2
アーガマから発艦する百式
HGUC用 アーガマ カタパルトデッキとの親和性もバッチリ



劇中シーンを再現する

TVシリーズより

クワトロ・バジーナ百式出る!
「クワトロ・バジーナ、百式、出る!!」
百式初登場シーンの再現
Zガンダム第9話「新しい絆」
百式初登場。
クワトロ「百式のテストとグラナダの支援だ。目立つ色になったから気をつけろ。」
アポリー「味方に撃たれないためには仕方ないですよ。」
ロベルト「大尉の色は、人気がありますからね。」
グラナダの連邦軍基地に潜入する百式
連邦軍のグラナダ基地に潜入する百式
ジャブロー基地に立つ百式とマーク2
クワトロ「もう白兵戦にはならんだろうが、こういう戦い方にも慣れるんだ。」
ザクに飛びかかる百式
Zガンダム第10話「再会」
クワトロ「あそこに敵っ!」
偵察していた敵機に襲いかかる百式。
ビームサーベルを突き立てる百式
偵察していた敵機にビーム・サーベルを突き立てる百式。
劇中で偵察していたのは「ザク強行偵察型」ですが、
ハイザックで代用。
アーガマから出撃する百式
救難艇テンプテーションを保護するために出撃する百式
メガ・バズーカ・ランチャーが初登場する印象的なシーン。
劇中では、百式はアーガマ右舷のカタパルトから出撃します。
出撃する百式の背面
「クワトロ・バジーナ、百式、出る!!」
ビームライフルを撃つ百式
Zガンダム第12話「ジャブローの風」
ジャブロー防衛隊を狙撃する百式
ジャブロー基地を探索する百式
クワトロ「やはり、この静けさはおかしい。まるで空き家じゃないか。」
ラストシューティング撃ちをする百式
Zガンダム第13話「シャトル発進」
クワトロ「なめるなっ!!」
上空から攻撃できる優位なアッシマーに反撃する百式。
クワトロの”ニュータイプスパーク”が煌めき、
ファーストガンダムのラストシューティングを
彷彿とさせる印象的なシーン。
トリモチを射出する百式
Zガンダム第39話「湖畔」
クワトロ「ええぃっ!!」
コロニーの外壁に生じた穴を塞ぐため”トリモチ”を射出する百式。
トリモチ射出用の手首は付属しないため、
交換用手首でそれらしく。
その業を払わせてもらう!の再現シーン
Zガンダム第41話「目覚め」
造反したレコアと対峙するクワトロ。
クワトロ「ならば、せめて私の手で、その業を払わせてもらう!」
ビームライフルを撃つ百式
Zガンダム第42話「さよならロザミィ」
クワトロ「G3!ええぃ!恥じることなく毒ガスを使うのか!」
サイド2・13バンチコロニーにG3ガスを取り付ける
ハイザック隊を狙撃する百式。
百式?シャアめ生きていたかの再現シーン
Zガンダム第46話「シロッコ立つ」
シロッコ「百式!? シャアめ生きていたか!」

新訳劇場版「Zガンダム〜星を継ぐ者」より

ビームライフルを撃つ百式
クワトロ「堕ちろぉぉ!!!」
ロザミアのギャプランを狙撃する百式。
攻撃を回避する百式
回避する百式
ブランのアッシマーの攻撃を回避する百式
接近する百式
接近する百式2
クワトロ「こいつもぉっ!」
クレイバズーカを撃つ百式
ブランのアッシマーに散弾を撃つ百式
バズーカエフェクトは、
「ROBOT魂リック・ディアス ver. A.N.I.M.E.」より流用。
接近する百式
カツ「あのモビルスーツは、エゥーゴの新型か。」
アムロを対峙する百式
シャア「間違いない。アムロ・レイだ。」
アムロ「確か、シャアと言ったな…。俺は。」

新訳劇場版「ZガンダムⅡ〜恋人たち〜」より

ハマーンと対峙する百式
ハマーン「それが百式か。」
シャア「そうだ。」
ハマーン「ようやく迎えに来ることができた。同道して頂く、シャア。」

新訳劇場版「ZガンダムIII〜星の鼓動は愛〜」より

ビームライフルを撃つ百式
バーニアエフェクトは、
「ROBOT魂リック・ディアス ver. A.N.I.M.E.」より流用。
ビームライフルを構える百式
ビームサーベルで斬りつける百式
アクシズのガザCを斬撃する百式

総評

クワトロの愛機『百式』がついにver. A.N.I.M.E.版でリブートしました。

これまで数多くの立体化に恵まれてきた百式ですが、本作はその中でも劇中イメージ再現度が最も高い仕上がりでした。
マッシブな上半身とスマートな脚部の絶妙なプロポーション。胴体上部とバックパックを繋ぐ赤色ケーブルの造形は、一部設定と異なる点があるものの、全体の完成度を大きく損なうほどではありません。

本体の金色は全塗装で、塗膜の強さも十分。サーベル持ち替え時などで心配される擦れによる塗装剥がれもなく、安心してポージングを楽しめます。
色味は基本がイエローゴールドで、光の当たり方によっては緑がかった表情も見せるため、好みが分かれるかもしれませんが、高級感を伴った発色は高評価ポイントです。

可動はシリーズの強みをしっかり継承し、劇中の名シーンを手軽に再現可能。
価格は、一昔前のMETAL BUILD並にリッチになりましたが、
「百式といえばこれ!」という決定版的な満足感を与えてくれるアイテムでした。

百式のプレイバリューを広げるメガ・バズーカ・ランチャーもver. A.N.I.M.E.版で欲しいですね。