ROBOT魂<SIDE MS> RMS-117 ガルバルディβ ver. A.N.I.M.E.のレビューです。
製品情報
- 登場作品:機動戦士Zガンダム
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 発売日:2025年4月26日
- 商品スペック:ABS、PVC製 全高・約130mm
パッケージ


スタイル

造形は設定画のプロポーションを忠実に再現。
カラーリングもイメージどおりで各部の色分けも完璧。



手首はサイズは、設定どおり大きめ。
ガルバルディβは柄の長いビーム・ライフルを持つため、
手首の接続の隙間が広く、
角度によっては接続軸が目立ちます。

(右)腕部と脚部の可動範囲は広く、
自由にポージングさせることができます。

エフェクトを接続できる
バーニアが仕込まれています。




ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴ仕様)
ver.A.N.I.M.E.と比較

(肩部)
肩部とバックパックの両方で、
ビーム・サーベルの展開を再現できます。
両肩のカバーが設定どおりに展開。
サーベルの柄を差し込める基部が仕込まれています。

展開状態を再現。
(右)基部の根元が可動するため、
腕部の可動と組み合わせると、
サーベルの柄を無理なく掴むことができます。

(バックパック)
(右)バックパックは、円形パーツを上へスライドすると、
格納されているサーベルの柄が出ます。


(左:通常/展開:右)
ミサイルユニットの
蓋パーツを交換することで
ミサイルの展開状態を再現可能。

ガルバルディβの幻の設定
”頭部に内蔵されている信号弾”の展開を
パーツの差し替えで再現できます。
(左:通常/展開:右)

頭頂パーツを外し、
モノアイパーツを回転します。

エフェクトパーツは最小限。
可動

腹部(グレー)のユニットを引き出すことで、
胴体の前屈や後屈の可動範囲が大幅に広がります。

胴体の後屈を組み合わせると
飛行ポーズも無理なく再現できます。


ROBOT魂ガンダムMk-Ⅱなどのように
胸部が中央に可動できるギミックはないため、
前方への引き出しは45度程度。

接続軸がスライドして引き出す事が可能。
関節のしぶみは程よい硬さです。

前腕の”ガワラ曲げ”
ガルバルディβは
約45度ほど可動します。

腕を深く曲げられるため、
バックパックのビーム・サーベルの柄を掴むポーズを、
自然に取らせることが可能。

劇中シーンを再現する

新訳劇場版「星を継ぐ者」より

※カタパルト=HGUC用 アーガマ カタパルトデッキを流用










ライラのガルバルディのサーベル一閃を避けるガンダムMk-Ⅱ。


TVシリーズより




ビーム・サーベルを取り出すガルバルディβ





総評
ライラ・ミラ・ライラの愛機『ガルバルディβ』が、ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.でついにデビューしました。武装はビーム・ライフルとシールドのみでシンプルですが、エフェクトパーツも最低限しか付属しておらず、派手さに欠けるものの、ギミックが多く、可動に優れた秀作フィギュアです。
プロポーションやカラーリングは設定画や劇中を忠実に再現しており、申し分ありません。各部の関節が程よい硬さで、遊びやすいです。ビーム・サーベルの展開ギミックは設定どおり、肩部とバックパックの2パターンを完全再現。各部の可動が優れているため、ビーム・サーベルを取り出すポーズも難なく決まります。シールドミサイルや頭頂部の信号弾を展開できる「芸細」なギミックも高評価です。
ROBOT魂『リック・ディアス』と同様に、腹部の関節を引き出せるため、前後屈の可動範囲が広く、飛行ポーズをかっこよく決められます。
気になる点として、手首の接続部に隙間が広く、見る角度によっては接続軸が目立つことがあります。これはおそらく、ビーム・ライフルを持たせる際の可動クリアランスを確保するためと思われます。
TVシリーズを改めて見返すと、ジェリドの頑張りがなんとも愛おしく感じられます。
そろそろ、『マラサイ』の発表をお願いします!バンダイスピリッツさん!