ROBOT魂<SIDE MS> RMS-099 リック・ディアス ver. A.N.I.M.E.のレビューです。
製品情報
- 登場作品:機動戦士Zガンダム
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 発売日:2024年08月31日
- 商品スペック:ABS、PVC製 全高・約130mm
パッケージ


スタイル

造形はクワトロ機と同様にマッシブなプロポーション。
先行量産機の黒いカラーリングを忠実に再現しています。



肩部にはエフェクトパーツを接続できる穴が空いてます。

クレイ・バズーカは背部にマウント可能。
各部スラスターは細かく色分けされていて精密感があります。


腕部の可動が優れているので
長物の武装もしっかり保持できます。



ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)と比較


ビーム・ピストルは伸縮可能
可動


前後の可動も60度くらい傾けることができます。

90度くらい前方に傾ける事が可能。

接続軸がスライドして引き出す事が可能。


エフェクトパーツ

クワトロ機にはないバズーカエフェクトが付属します。
リック・ディアスの主力武装であるクレイ・バズーカと
相性抜群です。


長時間のディスプレイには向いていません。
エフェクト自体が重いため、
次第にリック・ディアスの腕がその重さにに負けます。
また、エフェクトの接続部が緩いです。


クワトロ機にはないバーニアエフェクトが付属します。
2つのエフェクトを組み合わせることにより、
サイズの大小を再現できます。

肩部への接続が可能。

劇中シーンを再現する


アポリー「コクピットが違っても3日もあれば、
自分の手足にすることができます。」

マニュアルどおりの訓練などはやっておりません。
それで、一年戦争も潜り抜けてきたのですから。」

(劇中では、小指に信号弾が装填されています)
可動が優秀なので、膝立ちも難なく再現できます。




リック・ディアスが、ハイザックの攻撃に対して
背部のバインダーをシールドのようにして
応戦している(ように見える)シーンがあります。
作画ミスかもしれません。
リック・ディアスの背部バインダーは、
ボールジョイントで取り外しが可能です。

総評
クワトロ機に続き、黒リック・ディアスがver. A.N.I.M.E.版でリブートしました。
劇中から飛び出してきたようなマッシブなプロポーション。可動も優秀なので、劇中のポーズが自由に決まります。カラーリングも劇中のイメージに再現されています。
本体の完成度に加えて、クワトロ機になかったエフェクトパーツが、リック・ディアスの魅力を十分に引出してくれます。バズーカエフェクトや大型バーニアエフェクトとリック・ディアスとの相性は抜群です。
クワトロ機と同様に、股関節をはじめ、関節の接続が若干緩いです。
バズーカエフェクトの重さに、リック・ディアスの腕が負けてしまうので、魂STAGEで保持したほうが安定します。
本編の出番が少ない黒リック・ディアスですが、
スタイル良し、可動良し、エフェクト良し。
リック・ディアスの完成品フィギュアの決定版といえる内容です。クワトロ機の横に並べて、クワトロ小隊を再現してみてはいかがでしょうか。